誠農園の米づくり
誠農園では、農薬や化学肥料を使わないためまず土づくりから始めます。
河川敷等で伐採した木材を使い冬季中に炭作りを行います。できた炭を粉砕機で粉炭にしてから土壌に混ぜることで、土壌の肥料、微生物生育、保水性向上に大きな役割を果たします。
4月になると稲の種まきを行い、霜が予想されるときにはビニールをかけ、寒さ対策には水を張るなどして育苗します。
このように育てた苗で、6月には田植えをします。その後は除草したり有機肥料を散布したり、暑い時には冷たい水を入水したりして稲を育てます。
9月~10月にかけて緑色の稲穂が黄金色に変わり、収穫の時期を迎えます。晴れた日に稲穂の乾燥具合を見計らって稲刈りを行います。刈り取った稲束をはざかけし、天日干しにします。乾燥させた籾を脱穀すると、皆様にお送りする玄米が出来上がります。
農園の田んぼやその周辺には、色々な生物や植物が生息し、多様性に富んだ豊かな環境下で、お米づくりを行っています。